豚の角煮でなごやかな夜を過ごしたい

料理意欲が心の底から沸き上がる時期があります。そんな時はレシピが掲載された本を片手に夜を過ごすことにしています。なぜならば「次はどんな料理を作ろうか」と考えながら眠りに着くことに至福を感じるからかもしれません。こうした生活を送っていると私はなんて食いしん坊なのだろうと思うのです。しかしながら食べることは生きることでもあるので、食への好奇心を捨てることはできません。
さて先日図書館を訪れた際にレシピ本を借りてみました。この本には夜をなごむための料理がたくさん載っていて、特に〆の麺についてのレシピは簡単で個性溢れるものばかりでした。汁なし担々麺、あっさり魚介スープのヌードルなど。エスニックな香りも漂ってきそうで頭にはパクチーが浮かんだりもします。そんな素敵な本を借りたきっかけは、過去に借りた人が着けた付箋に心奪われたからでした。なんと豚の角煮が掲載されているページに摩訶不思議なイラストの付箋が5枚位張られていたのでした。恐らく付箋を着けた方は豚の角煮を作り、お腹一杯になったことが想像できます。そして私もまた角煮作りに励もうと意気込んでいるのであります。
本との出会いは偶然と運命が伴うものです。この書籍もまた出会うべくして出会ったのであろう作品だと感じています。