懐かしき思い出と音楽のソウルを感じた夜

先週末、とっても素敵な本の刊行イベントに行ってきました。ラジオDJ、ブロードキャスターとしても活躍する作者は世界中の音楽をこよなく愛する人です。この方が手掛けた逸品ともいえる曲達を紹介した書籍の発売を祝したこのイベントは、アットホームで心暖まるものでした。独自の視点で捉えた社会情勢を語りながら、質のいいアンプから流れる音楽を聴いた時間は至福だったと感じています。特に印象的だったのは曲の解説を受けながらゲストミュージシャンが奏でるピアノに合わせて観客みんなで合唱したことでした。大人になった今では、みんなで声を揃えて歌う機会は滅多にないためか、とても新鮮でした。そして気が付くとリズムに合わせて体が動いていて、心身供に満たされた時間だったと感じています。
またイベントでは、中学時代に受けた英語の授業を思い出させてくれました。先生は洋楽が好きだったようで、授業の始めに歌詞を解説してくれてその曲を歌いました。上手に奏でることはできなかったけど口ずさむだけで、英語が話せるようになったような気分を味わったものです。あれから長い月日が流れた今、あの時受けた授業はとても貴重な体験として私の中にあり続けています。
この夜聴いた曲達はどれもソウルフルで力強くて、心の底からパワーが湧いてきたものです。また遠い昔のことを思い出させてくれた素敵な夜でもありました。これを機に英語詞の意味を追及したいと思ったし、もっとたくさんの音楽を知りたいと感じました。初心に帰りながらも新しい世界の幕開けにワクワクしています。