洋服や雑貨、食材、家具など生活に関わるものを扱うショップに足を運んでみました。以前から気になっており友人が「とても面白いお店」だと教えてくれたことがきっかけとなり、訪れることにしました。白を基調とした清潔感溢れる佇まいは心地良く、スタッフの方々の接客がとても温かかったことが印象的でした。またカフェに並ぶ美味しそうなお惣菜達を見ていたら、ここに来る前に讃岐うどんを食べてしまったことに少々後悔を覚えたものです。
なかでも最も心惹かれたのは、扱う商品にちなんだ書籍が置かれているブースです。普段あまりお目に掛かれないような食に関する本やファッションについての書籍がフロアの中央にたくさん並んでいて、何時間でもここにいることが出来ると確信したのでした。また扱っているジャンルも幅広くて落語や古典文学に関する書籍などを見つけた時には、とても興味を魅かれて胸が弾んだものです。何よりも棚に並んだ書籍達からはショップのこだわりを知ることができて自分の嗜好に合っていることを知り、深い愛着が湧いたものです。
この居心地の良い空間から本とカルチャーの濃厚な関わりを感じたと供に、今まで知らなかった本の世界を知りながら広がってゆく喜びを味わうことが出来る最高のシチュエーションだと思いました。このショップに時々立ち寄り、知りたいことをどんどん探求することが出来たらどんなに幸せだろうと思うと、今後の生活に一筋の光が差したような気持ちになったのでした。