寂しくなってしまったときのお供に

時々、とてつもなく寂しくなってしまうときがあります。誰とも予定が合わなくて何の目的も予定も無いお休みの日や、一人ぼっちの夜。ただただ寂しさだけが私の中にあふれて、止まらなくなるんです。そういう時は、本を読むようにしています。ひたすらに文字の世界に浸って、嬉しいことも悲しいことも物語の中だけにゆだねるんです。泣きたいだけ泣いて、笑いたいだけ笑って、そうしていると気がつくと寂しかったことなど忘れているんです。一冊読み終わってもまだ気持ちが癒えないときには、また別の本を、それでも満たされなければまた別の本を読みます。読み始めてから、この本じゃなかったなと思っても、とりあえずその本を読み終えてからまた別の本を読むようにしています。そうやって、私はずっと本に支えられています。たくさん本を読み終えると、誰かに読んだ本の事を話したくなるんですよね。そうしたら日記を書いたり、友達にメールを送ってみたりします。気持ちが沈んでいても何にもなりません。落ち込んでいるだけで何も出来ない日というのもありますが、ただ寝てすごすよりはずっと有意義です。何冊読んでも満たされないときは、本屋さんへ。新しい出会いを求めます。本は、いつだって私を癒してくれるものなのです。