先日ふと立ち寄ったフラワーショップでスーツ姿の男性が花束を購入しているのを目にしました。その姿を見た時に会社で働く仲間のためかそれとも奥さんのためかと想像が膨らんだものです。そんな気持ちになったのは、愛らしくてとても女性らしい花束を持っていたからかもしれません。ピンクを基調としたバラやカーネーションと緑色の葉、横にちょこんと飾られている小さなリンゴはとても斬新なアレンジメントだったのでした。そして貰う人の雰囲気や容姿などのイマジネーションが膨らみ、ちょっとした楽しい時間を一人で味わったのでした。
以前携帯ショップに立ち寄った時に置いてあった雑誌をめくっていたところ、フラワーアレンジメントについての記事が載っていました。プロが作る艶やかな作品は写真からも植物の生命力のような迫力を感じることができました。また大きな花瓶に生けられた赤を基調にしたダイナミックな作品からは色っぽさやセクシーさを連想させられたのでした。
あのフラワーショップで目にした花束も雑誌でみたアレンジメントの作品に通じるものがあったように思います。それはどちらも道ですれ違い様に思わず見惚れてしまうくらい綺麗な女性を連想させるような感じかもしれません。フラワーアレンジメントの世界の奥深さを思いながら、想像力を膨らます楽しみもまた格別だと思ったのでした。