ある作家の小説が原作となったドラマを観ました。この作家が手掛けた小説を何冊か読んできましたが、どれも一度読み始めると止まらなくなるほどにスリリングで、最後にものすごくいい意味で裏切られるストーリーが病みつきになると言っても過言ではありません。そんな理由もあり、時折たまらなく欲してしまうことがあります。そのためドラマ化されたDVDをショップで見つけた時、即座に手にしてレジへ向かったのでした。まだ5話完結のうち2話までしか観ていませんが、突き付けられる衝撃的な内容と殺人事件を犯した女性の恐ろしさに、心が凍りながらも既にドラマの魅力にとりつかれてしまったように感じます。また5人の同名の女性達が絡み合ってゆく物語なのですが、私の大親友が同じ名前ということもあり妙な親近感が生まれてしまうのは私だけでしょうか。
この作品を通して出会いは、人生に大きな影響を与えることを改めて学びます。犯人は相当な悪女のようで、出会う者達を地獄のどん底へと引き釣り落としてしまうようです。そこには他者の心を惹きつけたら離さない怪しい魅力と類まれな才能があると感じました。
そして5名の女性の運命がこれからどんな風に交わってゆくのかを思うと、先ほど観終わったドラマの続きが気になってしまい、何だかそわそわしております。近々DVDを借りて、早くその先を観ることが今の私の最大の楽しみとなりつつあるのでした。