創作意欲に燃えた陶芸

以前から興味があった陶芸に挑戦しました。陶芸が趣味の女性のおうちに土や器具が揃っているということもあり、ぜひ遊びにおいでと誘われたことがきっかけでした。彼女の家のフローリングのお部屋で手を粘土まみれにしながら、まるで小学生が図工の時間に工作をするように格闘しながらも楽しい時間を過ごしました。また習うというより自由に作るという表現がぴったりで、普段使っていない脳の部分をフル活用しながら取り組んだのでした。終わった後はどっぷりと疲れましたが、創作意欲に駆られながら集中力を駆使できたことはとてもよい経験となりました。
そもそも私が陶器に興味を持つきっかけは、この日誘ってくれた女性が書籍を見せてくれたことでした。土の味があり角度によって様々な表情を見せる器を見た時、私の心は魅了されたのでした。それらは既製品にはない味があり、めくるめく素敵な器達だったのです。あの本は今でも私の脳裏にしっかり焼き付いていて、またお目にかかりたいと思っております。
ちなみにあの日手掛けた作品は窯で焼いた後に私の元に届けられます。どんな風な色目が出るのか今から楽しみで仕方ありません。きっと素人ならではの初々しいものに仕上がっているのだろうと今から思いを巡らせております。