自然と大都市が共存する国で生きること

自然には計り知れない力があり、それを目の前に人の無力さを知ることがあります。その一方で木々や森、海の美しさに心奪われ神秘を感じることも数多く経験してきたものです。
私が先日観た映画には、日本の美しい自然描写が存分に描かれていました。またその一方で都心の高層ビル群や何本もの線路を走る電車、夜景が描かれており人工的な街の美しさにも強く魅了されたのでした。この対照的な暮らしがある国で生きていることを愛おしく感じた時間でもありました。
映画や書籍などを通して、大都市と自然の恵みが色濃く残る農村が共存している国で生きていることを再認識することがあります。また災害などが起きる時に改めてその脅威を知り、私の心にあるおごりに気付かされることもありました。人類は知恵を使い文明を開化させて便利な暮らしを築いてきましたが、昔から流れている摂理があるからこそこうして生きてこられたことを思います。先日観た映画は「昔からあるものや自然との共存」というテーマを与えてくれたのでした。
記憶や思い出は時間と供に風化されることも多く、時が経ったら「映画から感じたあの時の気持ち」忘れてしまうものかもしれません。でも本当に心に残ったことは思考を変えながらもいつまでも胸の奥にあり続けると思います。こうした大切なことを忘れずに生きてゆけたらいいと感じています。