詩への触れ方

詩を読む、ということを初めてやったのは小学校の低学年の頃だと記憶しています。その頃はただ暗記し先生の前で読み上げ、合格シールをもらうことが目的になっていて(本当のところ先生方がどういう目的かは分かりませんが)、当時は内容までは考えたことがありませんでした。でも今になって思うと、実は有名な詩人さんの詩にたくさん触れていました。改めて声に出して読んでみたり言葉を見てみると、いろいろと考えさせられることが多かったです。
以前、詩に歌が付けられたものを紹介されたことがあります。言葉を見、読んだ印象としては深い言葉が紡がれた詩でした。ヒトの真理を表しているような難しい詩だと思ったのですが、いざ歌に乗せてみるとそのメロディは明るく軽快なリズムで、印象が全く変わりました。「歌う」という表現がその詩についてまた違った解釈をさせてくれたのが、すごく面白かったです。詩一つとってもいろいろな表現があるのだと刺激を受けました。
小学校の頃に読んだ詩は覚えていないものがほとんどです。当時大好きだった詩は、タイトルが思い出せません。でも中身はとても愉快な言葉遊びのような面白い詩。偶然にも、紹介された歌の詩を書いた方と同じでした。