知って得する禅の教え

最近思うことに、知るという事は生きることに幅を持たせることができるということです。よき知恵を持つことは、困難にぶち当たった時よい助けになるからです。
以前読んだ本に書かれていた「禅の教え」は生きやすくするための知恵を与えてくれました。この本は兼ねてからファンであるお坊さんが執筆したもので、「禅の言葉」を通して豊かに自分らしく生きるためのアドバイスが書かれています。生きるということは辛い事も苦しいこともあり、幸せで楽しいことばかりではありません。そして嫌な事を目の前にした時、そこから逃げてばかりもいられないものです。ではどのようにしたらよいかと考えた時に、起こったことを真摯に捉えどのように解決するかを考えることが大切だと思うのです。そのためには「思考の転換」をすることが大きなカギになるのではないでしょうか。執着しすぎず臨機応変に受け止めることをこの本は教えてくれました。
私のお気に入りの禅の言葉に「日日是好日」があります。読み方は「にちにちこれこうにち」と読むそうです。良い事ばかりではないけれどその時でなければ出来ない体験をして経験を積むからこそすべてが「好日」だという意味だそうです。これから先の未来にどんな境遇が待ち受けているかは分かりませんが、この言葉はきっと私の糧になると感じています。