デジタルデトックスには読書

デジタルデトックスという言葉を聞くと、スマートフォンやパソコンから少し離れて、自分の時間を取り戻すことなのだと思います。私自身、スマートフォンを何気なく手に取って、SNSを眺めたり、ニュースを読んだりしているうちに、いつの間にかかなり時間が経っていた、ということがあります。必要な情報を得るために使っているつもりでも、気づけば頭の中がたくさんの情報でいっぱいになっていて、なんとなく疲れてしまうこともあるのです。

そんなときに取り入れたいのが、読書の時間。スマートフォンを別の部屋に置いて、お気に入りの本を一冊だけ手元に用意すると、それだけで少し気持ちが落ち着きます。最初はスマートフォンを触りたくなってしまうこともありますが、ページをゆっくりめくっているうちに、だんだん物語の世界へ意識が向いていくのです。画面を次々とスクロールするのとは違い、一つの文章をじっくり味わえるところが、本の魅力だと感じています。

特に休日には、短い時間でもデジタルデトックスをするようにしています。朝起きてすぐスマートフォンを見るのではなく、カーテンを開けて外の景色を眺め、温かい飲み物を用意して本を読むだけでも、いつもとは違う穏やかな一日が始まる気がします。雨の日なら、雨音を聞きながら読書をするのも素敵ですし、天気の良い日は公園のベンチなどでゆっくり本を読むのも気持ちがよさそうです。

もちろん、スマートフォンやインターネットは生活に欠かせない便利なもの。完全に使わない生活をする必要はなく、「少しだけ離れてみる」というくらいの気軽な気持ちで十分なのだと思います。寝る前の30分だけスマートフォンを見ない、食事中は画面を触らないなど、自分にできる小さなルールから始めるのもよいと思います。

デジタルデトックスは、何か特別なことをするというより、自分の時間を少し取り戻すための習慣なのかもしれません。情報から離れて静かな時間を過ごし、本のページを一枚ずつめくっていると、普段は気づかなかった自分の気持ちにも目を向けられるようになります。忙しい毎日だからこそ、スマートフォンを置いて、ゆっくり読書を楽しむ時間を大切にしたいですね。