井戸端会議のしあわせ

近所の人の家にお呼ばれしていくと、持ち寄ったお菓子をつまみながらの井戸端会議が始まります。話題は好きなアイドルの話だったり、昨日のテレビ番組のことだったり。とりとめのないことです。そのとりとめのない話題の中に、小説の話題が紛れ込むことがあります。テレビで紹介された小説や、ドラマ化した小説などが主ですね。メンバーの1人がそのときハマっている小説を持ってきてくれたりすると、話が盛り上がります。お互いに貸し借りし合って情報交換。とてもありがたいです。
実は私、井戸端会議が苦手でした。とある知人がいて、彼女は人の噂話やあら探しばっかりしていたのですね。脇で聞いていて、あまり居心地の良いものではありませんでした。そして、うかつに同意してしまったら大変な人でもありました。あることないこと言いふらされてしまうんですね。
でも、そういう人ばかりではないんですよね。当たり前のことですが、当時は彼女の印象があまりにも強すぎて……。今は節度ある付き合いができるご近所さんに恵まれて、とてもしあわせだなぁと思っています。何気ない話題で盛り上がれるってイイですよね。自然に笑顔がこぼれます。これが悪口の話題だったりすると、何だかイヤ~な感じの笑顔になると思うのです。毎日を気持ちよく過ごすためにも、気持ちのよい話題提供を心掛けたいものです。