ブログでも日記でも、日々言葉に触れていると、だんだんと自分の文章が単調になってくるのを感じてしまいます。もっと語彙を広げたい、言葉の深みが欲しい。そう思った時には、私は必ず文学作品を読むようにしています。太宰治や宮沢賢治、何でもいいから誰でも知っている人の作品を読むのです。国語の教科書に使われている作品なんかだと、自分の使っている日本語がいかに乱れて崩れているかが良くわかります。
読書が好きという人でも、そういう昔の文学作品を読むのがすきという人も居れば、全くそういったものは読まないで最近の作家さんのものばかり読んでいるという人も居ますよね。私はどちらも好みなので否定するつもりはありません。しかし、今も活動されている人にはその人たちなりの、過去の偉人の中にはその人たちなりの文章の美しさや良さがあって、普段読み慣れている方をちょっと離れると発見や気づきがあって面白いんです。
でも、これって実はとある作家さんの受け売りなんです。以前雑誌のインタビューで、「上手に文章を書きたいと思うなら、たくさん本を読みなさい。自分の文章と違うものをたくさん読むと、その文章が身につく」とその作家さんが言っていたのです。私もそれまでは最近の作品ばかり読んでいたんですが、それから自分の文章を広げたいと思っていろんな本を読むようになったんです。嘘だと思うかもしれないですけど、読書が好きな方なら損はないのでぜひ試してみてください。
不満を言わないためのゲーム
ついつい不平不満を言ってしまうことってありません?誰だって不平不満を持っているのはわかっているし、口にすれば余計に不満が大きくなってしまう事はわかっているんです。それでも、不平不満を言ってしまう。悪循環ですよね。どこかで歯止めをかけなければいけないとは分かっていても、かけられないから難しいです。
そう思っていた時に、「不満を言わないようにしよう!」というコンセプトの啓発本と出会いました。その本では、不平不満を言う事がどれほど愚かしい事か、こういう言い方をすればこういうケンカになる、でも、こういうとらえ方もできるし、これならケンカにならないでしょ?というようなスタンスで話が続きます。こういう啓発本って、「読んで終わり」になってしまう事が多いのが私としては不満(笑)だって、せっかく買ってちゃんと読んだのに、読んで終わりになってしまうのはもったいないです。でも、この本の良いところは、最初にあるルールがしかれるところです。それは、左手首にゴムバンドをするというもの。そして、自分が不満を言ったと思ったら、そのゴムバンドを右手首に移すんです。21日間そのゴムバンドが移動しなかったら、人生が好転する!という事らしいので、簡単に始められてゲーム感覚で出来るのが良いですよね。
実は私も今実践中。でも、一週間の壁が厚いです…。
私のメモのとり方
私は仕事でもパソコンを使うんですが、キーボードの前にはいつもコピー用紙を置くようにしています。私は裏紙にしてますが、とにかくメモを書き込めるもの、走り書きができるよう広さのあるもの、そのままぐしゃっと丸めて捨ててしまえるものが理想です。メモ用紙やノートなど色んなものを試してみたんですが、結局裏紙が一番気楽でエコだな、と思ったのです。時には落書きをしたり、作業中に思いついたことをメモしたり、後でやろうと思った事を書きとめたり、受けた電話の内容を走り書きしたりといろんなことが書き込まれます。一日の終わりにメモを見返して、やり忘れたことは無いか、綺麗に書いて残しておかないといけないことは無いかをチェックして、必要なければ丸めてぽい、です。
乱雑で忘れっぽい性格なので、こうやって書き留めておきたいのと、学生時代はひたすらノートに小説を書いていたこともあって手で書くという作業が好きで落ち着くんですよね。結局小説は完結しないまま忘れ去られていますが(笑)でも、私のそのメモスタイルを見ると、友達も職場の同僚も真似していい?と聞いてきます。見た目はちょっと悪いかもしれませんが、かなり合理的なのでオススメですよ。あ、でも社外秘にしたほうがいい事をメモしたら、シュレッダーをかけるのをお忘れなく(笑)
思いいれはあるけど着なくなった服の活用方法
家に着なくなった服が増えてきました。着ないんだけど、捨てるのは惜しい。思い入れがあって捨てられないものばかりです。
とはいえ箪笥の肥やしにしているほど収納に余裕もないので、リメイクの本を買ってきました。ネクタイをポーチに作り変えたり、シャツで巾着を作ったりするやり方が載っていて、すべて手縫いでもできると書いてあったのでこれなら私でもできるかな?と思ったんです。ミシンがないと時間も労力もかかるんですが、それでも思いいれのあるものだからこそ時間も手間もかけて作り変えてあげれば愛着が増すかなと思ったんですよね。
着られなくなったシャツはかなりあるので、化粧ポーチや手帳カバーを作ってみるのもいいかなと思っています。化粧ポーチって、なかなか自分の思い通りに収納できるものって無いんですよね。結局乱雑に放り込むだけになってしまうので、きちんと収納できるものが欲しいなって思っていたところなんです。
あとは移動ポケットとかもいいですよね。スカートとかだとポケットの無いものも多いので、スマホを入れる場所に困ったりするんですよね。いろいろ作ってみたいものは思いつくので、あとはやる気を出すだけ(笑)今は本を眺めているだけになってしまっているので、重い腰を上げようと思います。
自分で家具を作ってみよう!
最近女性のDIYが流行っているみたいですね。本屋さんへ行ったら、芸能人からカリスマ主婦まで、いろんな人がDIYの本を出していました。私も昔から木工は大好きで、けっこう自分で本棚を作ってみたりしてたんですよ。もちろん、簡単なものだけなので小さいものですけどね。最近ずっと細かい工作ばっかりで、大物を作っていないので、そろそろ何かやりたいなあとは思っているんですが、何しろ大きいものを作るとなるといろいろと計算が大変なんですよね。設計図が載っている本を買ってきてそのままに作ればいいんですけど、ここはもうちょっとこうしたい、ああしたいなんていう欲が出てきたり、全く同じ材木が近くで売っていなかったり。安い材木だと、強度が足ら無い事もあるんですよね。そうなっちゃうと、重みに耐えきれない場合もあるので要注意なんです。
理想は、天井まである本棚を作る事なんですよ。洋画に出てくるような古い図書館のように、大きな梯子をかけて本を選んだりしてみたいんです。自分で作った家具って、使い込むうちにどんどん味が出るからいいんですよね。友達は、手垢だとか言いますけど、私は愛情がしみ込んで色が変わってくるとしんじています(笑)実際はどっちなんでしょうね。
長時間読書耐久レース!?
お休みの日に読書を始めると、うっかり食べるのも飲むのも忘れて読みふけっちゃうことってありませんか?私は結構あって、先日も気づいたら10時間くらい経っていてびっくりしました(笑)トイレに行くときも本を持ったまま行っていたので、本当に10時間そのまま。喉が渇いたと思う事も無く、おなかが空いたと思う事も無く、ふとあれ?なんだか暗くて読みづらいな、と思った時にはもう日が落ちる直前でした。やりたい事もたくさんあったのに、うっかり1日読書でつぶしてしまうなんて!と思いましたが、考えてみたら読書でまったり1日過ごすことが出来るなんて最高ですよね。かなり無理やりではありますが納得することにしました。
読書以外のことになるとこの集中力が発揮されないのが困りどころではあるんですが、それでも集中できることが一つくらいあるからいいのかな?なんて自分を慰めています。でも、読書をやめた途端強烈なのどの渇きを感じたのと、おなかがこれでもかっていうくらい鳴っていたので笑ってしまいました。まるで、ひもじいよ~って主張しているみたいなおなかの声でした。これからは、おやつなりおにぎりなり、読書しながらでもつまめるものや飲み物を用意したうえで本を開くことにしようと思います。
最近の本の買い方
最近、本を表紙買いするのにはまっています。今までは、好きな作家さんや話題の作品ばかりに目を奪われていたんですが、そうするとどうしても偏るんですよね。もちろん、好きな作家さんの作品が家に増えるのはいいことです。ちょっと収集癖があるので、本棚に同じなまえがぴっちり揃っていると気持ちがいいです。でも、やっぱり同じ作家さんの作品ばかり読んでいるとどんどん世界が狭くなる気がするんですよね。だから、ちょっと他の作家さんにも目を向けようと思ったのです。でも、どの作家さんの作品が合うのかとか考え始めるとなかなか買うところまでいけなくて、だんだん面倒になって結局また同じ作家さんの作品を集めることに集中し始めてしまうのです。それでは意味が無いので、もう内容を気にせずに表紙買いすることにしたんです。これがけっこう当たりを引くもので、その買い方をし始めてから10冊以上の小説を買って読んできましたが今のところはずれなしです。単純に、どんな物語でも楽しめてしまう性格なのかもしれませんが(笑)知らない作家さんと出会うというのは、読書好きにとって一番緊張する瞬間でもあり、一番楽しみな瞬間でもあります。もっともっと、色んな作家さんと出会ってみたいな~。
寂しくなってしまったときのお供に
時々、とてつもなく寂しくなってしまうときがあります。誰とも予定が合わなくて何の目的も予定も無いお休みの日や、一人ぼっちの夜。ただただ寂しさだけが私の中にあふれて、止まらなくなるんです。そういう時は、本を読むようにしています。ひたすらに文字の世界に浸って、嬉しいことも悲しいことも物語の中だけにゆだねるんです。泣きたいだけ泣いて、笑いたいだけ笑って、そうしていると気がつくと寂しかったことなど忘れているんです。一冊読み終わってもまだ気持ちが癒えないときには、また別の本を、それでも満たされなければまた別の本を読みます。読み始めてから、この本じゃなかったなと思っても、とりあえずその本を読み終えてからまた別の本を読むようにしています。そうやって、私はずっと本に支えられています。たくさん本を読み終えると、誰かに読んだ本の事を話したくなるんですよね。そうしたら日記を書いたり、友達にメールを送ってみたりします。気持ちが沈んでいても何にもなりません。落ち込んでいるだけで何も出来ない日というのもありますが、ただ寝てすごすよりはずっと有意義です。何冊読んでも満たされないときは、本屋さんへ。新しい出会いを求めます。本は、いつだって私を癒してくれるものなのです。
胡蝶の夢を見た
胡蝶の夢というのをご存知でしょうか。荘子という人が話した逸話だそうですが、私はあの話、思想が大好きです。時々、私も今この生きている人生が夢なんじゃないかと思うことがあるんです。嬉しいことがあったときも、悲しいことがあったときも、夢なんじゃないかと思います。道端に咲く花が本当の私で、実は今ここに生きている私というのはその花の私が見ている夢なんじゃないかと。荘子のように蝶でもいい。犬でも猫でも、とにかく私は本当は別のもので、目の前にある世界は本当の私が見ている夢に過ぎないんじゃないか。そう思ってしまうんです。誰かに話せば笑われてしまいそうなので、誰にも話した事はないんですが、自分が確かにここに居るのに、ここには居ないように感じるときがあるんですよね。でも、その荘子の言葉は、こう締めくくられるんです。「私と蝶には確かに形としての隔たりがあるが、しかし、本質としてはかわりがない」つまり、どっちだっていいじゃんということかなと私は認識しています(笑)私がたとえ道端に咲く花だったとしても、犬でも猫でも蝶でも、今生きている人間だとしても、私が私であることは、私にしかわからないことなのかもしれません。その答えを見つけるための旅が、人生なのかな、なんて。ちょっと、かっこつけすぎでしょうか?
お休みのすごし方
お休みの日にお天気がいいととても気持ちがいいですよね。洗濯をして、掃除をして、それでもまだまだ朝と呼べる時間。そういうときには、日向ぼっこをしながら読書に耽ります。明るい窓際、風通しのいい縁側、その日の気分で好きな場所で読書をする。これって、かなり贅沢なお休みの過ごし方だと思うんですよね。ぽかぽかとした日差しにあたためられて、だんだん眠くなってしまいます。
うとうとしながらも読書を続けて、そのままちょっとお昼寝…なんて、素敵じゃないですか?最近そんなお休みを過ごせていないので夢に見るほどです(笑)一日とは行かなくても、せめて半日、数時間だけでも読書のこと以外を忘れてすごせる時間ができたらと思うんですが、ばたばたしているとあっという間に時間だけが過ぎていってしまっていけません。私の理想のお休みをすごすために、今はがんばりどきなのかもしれませんね。色んな事を一つ一つ片付けて、乗り越えて、いつか必ず思いっきり読書にのめりこむ一日を作ります。実は、その日がいつ来てもいいように、もう本はたっぷりと用意してあるんです。というより、忙しくて読む時間がなくて積んであるだけなんですが…。私を待っている物語がたくさんあるので、早くその世界に行かなくちゃ(笑)