無言でも一緒にいれる友達

誰かと一緒にいて会話がないと気まずく感じることもありますよね。特にまだ知り合って間もない人や普段そんなに交流がない人と一緒だと何か会話をしないと!と強く思います。でも、本当に仲が良いと無言でも全然大丈夫ですよね。私はそんな無言でも大丈夫な友達を大事にしています。一緒にいても気を遣わなくてもいいので疲れません。この間も一緒に過ごしましたが、会話はほとんどなかったです。お互いずっと本を読んでいました。たまに他の友達に一緒にいる意味あるの?と言われることもありますが、私にとっては十分あります。その友達と同じ空間で過ごせるだけで楽しいから、別に会話は必要ないかな。相手もそう思っているようだし。
ただ、このくらい仲のいい友達を作るのはかなり難しいです。今から作るとしたら相当時間がかかるんじゃないかな。相手のことを気にせずに一緒にいられるようになるまで、数年はかかると思うし、相性もあると思います。相性が悪いといくら長い友達でも無言だと気まずくなるし、気を遣ってしまいます。だから、無言でいられる友達とは本当に相性が良いのでしょう。まぁ、小学校の頃からの友達なので、相性が悪いならとっくに関係が終わっているだろうし。

長編小説を読むコツ

短編小説は好きだけど長編小説は苦手という人もいるでしょう。短編だとすぐに読み切ることができますが、長編だとそうはいきません。数日または数週間かけて読まないといけないので、途中で読むのが苦になったり、飽きてしまうことがあります。こういった理由で長編小説を避けている人は多いのではないでしょうか。もし、途中で読むのが嫌になったり、飽きてしまうのであれば、無理に続けて読む必要はありません。数日お休みして、違う小説を読むのもいいでしょう。または毎週火曜日と木曜日は長編小説の日と決めて読むのもいいかもしれませんね。
嫌々読んでもストレスが溜まるだけで面白くもなんともないです。無理に続けて読まなければ、ストレスも溜まらないので、休み休み読むのもいいと思います。別に読み方にルールはないので、同じ本ばかりを毎日読む必要はないです。私も飽きてきたなって思った時は別の本を読むようにしていますし。最悪、つまらないと思ったらそこでやめて、違う本に専念するという選択肢もあります。作品によって自分に合う合わないがあるのは当然のことなので、合わないものを我慢して読み続けるのはどうかと思います。それで小説が嫌いになってしまったら元も子もないですし。

行列に並ぶ時に欠かせないもの

行列に並ばないといけない時ってありますよね?美味しいと噂のラーメン屋に行った時とか福袋を買う時とかセールの時とか、色々行列に並ばないといけない場面がありますが、並んでいる時にみなさんは何をしていますか?ただボーっと並んでいるだけでは暇ですよね。時間が過ぎるのも遅く感じるし、だんだん並ぶことが苦痛になってきます。携帯をいじっている人が多いですが、私は本を読んで待っていることが多いです。紙の本を読むこともありますが、行列の時はスマホで読むことが多いかもしれません。紙の本だと他の人の邪魔になってしまうことがあるし。スマホならそんなこともないから便利です。
ただ、読むのに夢中になってしまって、前に間隔が空いてしまうことがあります。この時、後ろからの視線が痛いです。咳払いをされたり、つめてくださいと言われた時には「ごめんなさい!」って思います。でも、電子書籍のおかげで行列に並ぶのも苦ではなくなりました。1時間程度の待ち時間なら余裕で待てます。さすがにそれ以上だと足が疲れてしまうのできついかもしれませんが。先日も人気のドーナッツ店に行った時に並びましたが、そんなに嫌ではなかったです。本当に電子書籍さまさまです。

友人に勧めた本が高評価

友人が何か面白い本を紹介して欲しいと言ったので、最近読んで面白かった本を勧めました。本格派のサスペンス小説なので、友人にピッタリかなって思って勧めたのですが、予想以上に感謝されました。まさかこんなに喜んでもらえるとは思っていなかったのでビックリしました。人に紹介して、面白いと言われた時って本当に嬉しいですよね。まるで自分が褒められているような感じがします。本当にすごいのはその小説なんだけどね。逆に「イマイチだった」とか「まあまあ面白かった」とか「微妙だった」とか「普通だった」とか言われるとショックです。私ってセンスがないの?って思ってしまいます。
でも、よくよく考えたら感じ方なんて人それぞれですよね。だから、同じ本を読んでも面白いと感じる人もいれば、つまらないと感じる人がいても当たり前です。勧めた小説があまり評価されなかった時はそう思うようにしています。そう考えるとショックが少ないので。みんなも勧めた本の評価がイマイチだった場合はこういった考え方をした方がいいですよ。ただ、私の場合、最近は勧める本がいつも好評です。同じ感覚の人が周りに増えてきたのかもしれませんね。私も誰かに面白い小説を紹介してもらおうかな。

女性向けエッセイのいいところ

エッセイのコーナーには、女性向けという部分があります。そこは私は欠かさずチェックしています。どうしてこんなに興味が湧くのだろうと、理由を考えてみました。
まず、テーマが心惹かれます。恋愛についてが一番多いでしょう。並行して、恋愛できる自分になるためには、というお洒落に関するものもたくさんでています。それから、恋愛の準備段階の心持とか、まずは自分でがんばってきれいを心がけてみようといった女性向けの啓発本もあります。
それから、表紙や裏表紙です。レースの柄みたいにきれいに装飾されている本は、目を引きます。ピンクがメインでデザインされている表紙は、個人的に好きなのでそれだけで買ってしまいます。女性向けエッセイ本は、ジャケ買い率が私の中では高いですね。表紙のデザインに合わせて、背表紙の文字の色もポイントです。赤とかピンク系の可愛らしい色が並んでいます。
買うか買わないかの決めては、好きな作家さんかどうかというところです。知らない作者さんでも、気になったら買います。好きかどうかは、インスピレーションで決まります。その本を手にして、いいなと思うかどうかです。結局理由って曖昧なものですね。はっきりさせるのもなんだかもったいなくて、私はピンクのレースで飾られた本をまた買います。

某スパイ映画シリーズを観賞中です

某英国スパイシリーズの映画を、レンタルビデオ店にあったものから1つずつ観賞していっている最中です。恥ずかしながら、この年になるまでほんの1作も観たことがありませんでした。テーマはとても有名ですよね。数年前の某オリンピックで、フィギュアスケートの使用曲になったのを聞いた時には少し驚きました(基本はクラシックが使われるものと思っていたので……)。
主人公がとても格好良いですね。ミステリアスで、セクシーで、ハードボイルドで、そしてどこかスノッブ的なところがあって。特に面白かったものは小説で読んでみようかと思っています。今はとりあえず10作ほど観終わったのですが、すっかり主人公=初期に演じてらしたこの俳優さん、というイメージが出来上がってしまっていたため、代替わりした作品を観るのが少ししんどかったです。
そうそう、個人的にとてもうれしかったことが1つありました。それは前々から気になっていた俳優さんの若かりし頃のお姿を拝めたこと。もう亡くなってしまった方です。敵役として出演していらっしゃったのですが、もう格好良いことこの上なかったです。単なる悪人ではなく、どこか哀愁を漂わせた紳士的なその姿……。うっとりしました。思いがけないところでこういう出会いがあると、何だか運命を感じてしまいますね。

2度寝の幸福感

先日の休日のことです。洗濯物や、やらなくてはいけないことがたくさんたまっていたので、平日より早めに起きて時間を有意義に使おうと心に決め、就寝しました。そして朝になり、起きようとすると、一晩分の体温を吸ったほかほかの上掛けが湯涌してきました。あたたかくて心地良いんですよね。ついうっかり「あと5分」をやらかしてしまい、気づけば寝坊してしまっていました。
2度寝って本当に気持ちが良いですよね。その後あわてて何とかたまっていたあれこれを片づけました。休日で本当に良かったです。平日だったら大惨事でした。自由になった時間には小説でも読むか、と積み本に手を付けました。しかし、読むなり強烈に睡魔が襲ってきました。そのままリラクシングチェアで寝こけること1時間。夕食を食べる時間が遅くなりました。
どうも私は昔から、短時間睡眠が出来ない人間のようでした。いわゆるロングスリーパーが必要とする睡眠時間を要求しているわけではないんですが、ある程度確保出来ないとすぐ眠くなってしまって、だらだらと午睡してしまうんです。長じるにつれて何とか我慢できるようになってきたと思っていたのですが、長年の癖というものはなかなか抜けませんね。

久々に聴いた往年のヒット曲

私がまだ幼かった頃のヒット曲が入ったCDを、小説仲間が貸してくれました。何でも、彼女が最近読んだ音楽小説にその曲が出てきたそうなんです。とても印象的な場面で使われたらしく、どうしても原曲を聞きたくてたまらなくなり、CDを購入したとのことでした。
改めてじっくり聴いてみると、当時大ヒットだっただけあって、メロディーラインのほとんどを覚えていました。けれど、年月が経ってみるとあちこち記憶が欠けているものですね。「あれ、こんな感じだったっけ?」と違和感を覚えた箇所もいくつかありました。人間の記憶は適宜自分に都合の良いように削ぎ落とされ、改変されていくといいますから、多分それでしょう。
そして感じ方も随分変わっていました。昔はちょっと辛気くさい歌詞(失礼)だと思っていましたが、今聴いてみると、全くそのようには感じませんでした。むしろ、とても良い歌のように思いました。研ぎ澄まされたシンプルな歌詞が、心の奥底に眠っていた感情を呼び覚ましていくようでした。他の収録曲も聴いてみましたが、どれもまだまだ輝きを失っていないように感じました。
当時の時代背景などに思いを馳せつつ、当時の自分のことなども思い出しつつ、何だか面はゆい気持ちになったひとときでした。

意外な書棚の重さにびっくり

先日、書棚の整理を検討していた時のことです。すでに部屋には大型の、棚板も丈夫なものがいくつかありました。その書棚からあふれたものを処分するついでに、あまり読む頻度の高くない小説などもいっしょに売るなり捨てるなりしてしまおう……と思ったのです。しかし、私は元来から優柔不断で、処分するか迷うような本はつい読みふけってしまい、なかなか片づけることが出来ませんでした。
本の前に心の整理の仕方で何か良い方法はないものかとネットを検索しながら情報を集めていると、とあるサイトの一文に目を惹きつけられました。「上段から下段まできっちりと詰めた書棚はアップライトピアノよりも重い」……と。頭にがんと衝撃を受けました。そして今は全く床の負担になっていないように見えても、着実にダメージは蓄積されていっている……とも。
そのサイトには本棚の高さや棚板の厚さ、入れる本は文庫本か漫画か専門書かなど、さまざまなパターンの検証結果がきっちりと記されていました。それからはもう、頭を空っぽにしてひたすら分類しました。出来れば長く住みたい思い出の家なので、がんばりました。きっとそういうことでもなければいつまで経っても整理出来なかったでしょう。床にあふれていた本もきれいになって、一石二鳥ではありました。

終わってしまったシリーズ小説

大好きだった恋愛小説のシリーズが完結してしまいました。かなり長期にわたるものだったので、完結の感動よりも「終わってしまった……」という喪失感の方が先に立って、寂しくなってしまいました。前はあんなに続刊が待ち遠しかったのに……早く幸福なエンディングを迎えた彼らの姿を見たくてたまらなかったのに……。
「今後は短編集などでその後の彼らの様子を垣間見ることが出来るでしょう」と後書きでその小説家さんはおっしゃっていたのですが、その発売が今から待ち遠しいような、怖いような気がしてなりません。何でしょう、まだ終わらせたくない、終わってほしくない、という気持ちが強いようです。「その後」を目にしてしまったら、本編はもう終わってしまった、と強く意識せざるを得ないからでしょう。
ともあれ、雑誌で連載していたのをふと美容院で目にし、すっかり惚れ込んでから約○年、本当に楽しませてもらいました。大人なのに子供っぽい、泥臭い登場人物たちの、一筋縄ではいかない恋愛模様。甘酸っぱさよりもほろ苦さを感じさせられることが多くて、読むのが苦痛になったこともありました。
今後しばらくはこの小説ばっかり読んでいるような気がします。……某ハイ・ファンタジーみたいに、終わったと思ったら十数年後に復活することを少し期待してしまっています。