ヨガイベントで出会った美と健康についての書籍達

友達に連れられて、ヨガイベントへ行ってきました。老若男女問わずたくさんの人々が思い思いにヨガを楽しんでいる姿は、眺めているだけでどこか幸せな気分になれるものです。また会場を歩いていて感じたことは、スタイルがよくておしゃれな女性達が多いということでした。カラフルなレギンスパンツとスニーカーを履いて颯爽と歩いている姿は、軽やかさとパワフルさが備わっていてとても素敵でした。
会場内ではヨガが出来ることはもちろんのこと、たくさんのブースが出店されていて、ヨガウェアや下着、使用するマットなどが売られていました。そんな数あるブースの中で私がひと際心惹かれたのは書籍を販売するお店でした。並んでいる本は健康と美についてのものばかりで、このイベントに集まる人々の志の高さを知ることができます。私が手に取ったのは、お弁当や常備食についてのレシピ本でした。野菜をメインにした料理がたくさん掲載されており、彩り豊かで美味しそうなものばかりでした。またアンチエイジングによいとされるアボカドのレシピのみを載せた書籍もあり、カレーやグラタンなどの調理方法は今後挑戦したいと思いました。友人が洋服をあれこれ選んでいる間、私はブックコーナーを吟味して何冊かの本を購入しました。この会場に集まった女性達を手本に書籍を読みながら美と健康について勉強してみようと思います。

優しい気持ちになることが出来る小説

心が温まることって素敵だと思います。殺伐とした気持ちがずっと続いてしまうことは、まるで雨雲がひしめく空のようにどんよりとしてしまい、心にも体にも良くないことだからです。
数日前から読み始めた本には、ほんわかするエピソードが詰め込まれていて、読んでいるとちょっとした幸せを味わうことができることを実感しています。
元芸能人の青年は自らが招いた小さな過ちから仕事を続けることが困難になり、行きついたところは夜中に営業する定食屋でした。そこは30台半ばの男性が切り盛りする小さな店ですが、美味しい料理を味わうためたくさんのお客が足を運ぶ場でもあるのです。端正こめて作られた栄養バランスがとれた品を心待ちにしているお客さんも多く、読者の私も訪れてみたいと思うほどでした。
何よりもこの小説の魅力は青年と店主との心通った会話にあります。料理を通してまるで子弟関係のような絆が生まれ、芸能界を追い出された男性もいつしか自信を取り戻して行きます。また関西弁の会話からは人情を感じることができ、そこもこの作品の魅力だと思いました。
どんなに辛くてどん底にいても、一筋の光のような出会いはあるもので、それを知る者は強くなれるのだと知りました。そんなほっこりする物語と出会えたことを嬉しく思いつつ、優しい気持ちになる自分を感じるのでした。

生活に関する商品と本が融合された素敵なお店

洋服や雑貨、食材、家具など生活に関わるものを扱うショップに足を運んでみました。以前から気になっており友人が「とても面白いお店」だと教えてくれたことがきっかけとなり、訪れることにしました。白を基調とした清潔感溢れる佇まいは心地良く、スタッフの方々の接客がとても温かかったことが印象的でした。またカフェに並ぶ美味しそうなお惣菜達を見ていたら、ここに来る前に讃岐うどんを食べてしまったことに少々後悔を覚えたものです。
なかでも最も心惹かれたのは、扱う商品にちなんだ書籍が置かれているブースです。普段あまりお目に掛かれないような食に関する本やファッションについての書籍がフロアの中央にたくさん並んでいて、何時間でもここにいることが出来ると確信したのでした。また扱っているジャンルも幅広くて落語や古典文学に関する書籍などを見つけた時には、とても興味を魅かれて胸が弾んだものです。何よりも棚に並んだ書籍達からはショップのこだわりを知ることができて自分の嗜好に合っていることを知り、深い愛着が湧いたものです。
この居心地の良い空間から本とカルチャーの濃厚な関わりを感じたと供に、今まで知らなかった本の世界を知りながら広がってゆく喜びを味わうことが出来る最高のシチュエーションだと思いました。このショップに時々立ち寄り、知りたいことをどんどん探求することが出来たらどんなに幸せだろうと思うと、今後の生活に一筋の光が差したような気持ちになったのでした。

言葉少ない詩がもたらしてくれたもの

この間図書館で、表紙の写真に惹かれた詩集を借りてきました。いつも小説を手にとることが多いので、詩を読むのは何年ぶりでしょうか。パラパラとページをめくり、気になったところから目を通していったのですが……少ない言葉は、身に染みますね。すべてを語るわけではないからこそ、この文言は本当は何を言いたいのか、行間に隠されている意味まで含めて、考えてしまいます。小説は多くの単語を費やしていろいろと説明してくれているので、ここまで熟考することはあまりないのです。
そういえば昔、詩人が作家になることはできるけれど、逆は難しいと聞いたことを思い出しました。確かに、文章を削り落としていくのは、かなり大変なことでしょう。ひとつの単語を想像し、そこから話を脹らめていくほうが、いくらか簡単そうな気がします。もちろん、知ろうと考えですし、実際はどうかわかりませんけどね。
なんでもつい好きなジャンルを固定してしまいがちですが、たまにはこうして、違ったものを見るのもいい刺激になりますね。ここから興味が広がって、自分の可能性も開けていくかもしれません。これからは、もっといろいろなものを見たり経験したりしていきたいです。

餃子をくれた料理上手な友人

昨晩、友人から頂いた有名店の餃子を食べました。冷凍庫に大切に保存していたそれをいつ食べようかと楽しみにしていたところ、やっと胃袋に入れる時が巡ってきたのでした。フライパンに油をひき、水をたっぷり入れて蒸し焼きにしたら見事な羽根つき餃子が完成しました。ジューシーであっさりとしたお味から、何個でもいけると確信したことは言うまでもありません。
この代物を私に提供してくれた方は、お料理上手な女性です。彼女の舌はとても肥えており、今まで美味しいものをたくさん教えてくれました。餃子については皮から作ることを惜しまないこだわりで、過去に振る舞って頂いたことがあります。その時は寒い冬だったこともあり、白菜が入ったヘルシーでボリュームたっぷりな逸品がテーブルに山盛りに並んだのでした。それらは忘れられない味として体が欲するほどに美味でした。そんな友人の家には料理の本や雑誌がたくさん置かれていて、とても勉強家だということを伺い知ることが出来ます。私も見習うべく、訪れた際には拝見させて頂いております。
「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、特技として身に付けるには日々精進が必要なようです。実際に味わったものや書籍から料理を学び、振る舞ってくれる友に感謝と尊敬の念を抱いております。

忘れかけた衝動を思い出させた映画

日本のアニメーション映画を観ました。とても胸を打たれてしまい、いつまでも余韻が消えることはありませんでした。
男女の高校生が夢の中で入れ替わり、全く違う生活を体感しながらも描かれる壮大なストーリーに惹き込まれていき、観終わった後には「明日への希望」を感じることができました。それはとてもベタな表現かもしれませんが、今ある日常に愛情を抱く気持ちが湧いてきたのでした。また小さな村にある湖や山などの自然、都会の高層ビル群やネオンのきらめきなど随所に散りばめられた映像の美しさもこの作品の魅力の一つだと思いました。こうした映像美に胸をときめかせながらも、自然災害などどうすることができない出来事に対して果敢に立ち向かう主人公達、人との巡り会いを通してもたらされる奇跡など物語は人間の力強さと温かさを気付かせてくれます。
長い物に巻かれる楽さに身を委ね、変えることができないとはなから諦めてしまう自分がどこかにいます。これは大人のずるさでもあり上手に世間を渡るコツだと思っていた私にカツを入れてくれた気がします。潔く諦める前に少しでも行動を起こすことで全く違った方向へシフトチェンジすることが出来ることを考えるよい機会になりました。この映画は衝動のように心が突き動かされた素晴らしい作品だったと感じています。

くちなしの香り

道を歩いている時やふと窓を開けた時に季節の移り変わりを感じることがあります。それは空に浮かぶ雲の形であったり、どこからか漂ってくる植物の香りであったりと様々ですが、変わりゆく四季を肌で感じると気持ちが研ぎ澄まされるものです。
今読んでいる小説には、下町で暮らす主人公が五感で感じる季節がとても丁寧に記されています。金木犀、桜、睡蓮などで表現される描写は、まるで私が物語の中にすっぽりと入って肌で感じているような気持ちにさせてくれます。作品の中で私が最も印象的だったのは「くちなし」について書かれた描写でした。この花は白くて可愛らしくてとってもよい匂いがします。6月の入梅時期に花が咲くため、くちなしの香りが遠くから漂ってきたことで雨の季節が到来したことを知ることもしばしばです。こんなにもくちなしが心にあるのは、今から3年ほど前の6月に苗木を購入したからかもしれません。たまたま通りかかったフラワーショップの軒先に売られていた小さな鉢に植わった苗木に魅了され買いました。日当たりがよい窓辺で育てていたこともあり、翌年可憐な花を咲かせ私の部屋はとってもよい香りに包まれたのでした。そしてこの小説を読んでいたら、無性にあの香りが恋しくなりました。いつの日かまたしっとりと咲く可憐な花に出会えることを楽しみに日々の生活を送っております。

一度はお目に掛かりたいプリンアラモード

小説を読んでいたらプリンアラモードが出てきました。山に囲まれた少ない人口の村にある唯一のケーキ屋さんのショーウインドーにこのスイーツが並んでいる光景が描かれていたのです。いい具合に絡んだ香ばしいキャラメルソースと可愛らしく盛り付けられたサクランボなどの果物とホイップされた生クリームのイマジネーションはどんどんと膨らんでいきました。ケーキ屋さんに行くと他のケーキを購入することが多いため、あまり気に掛けることが無かった商品でしたが、この小説を読んだ時元祖プリンアラモードを提供する老舗ホテルのことが鮮明に記憶の中を駆け巡ったのでした。それを知ったのは定食屋さんについてのエッセイ集でした。定食好きの筆者が調べ上げて足を運んだ店を紹介した書籍で一時期よく読んでいたものです。このエッセイに港町にある歴史あるホテルのレストランが掲載されていました。ここはプリンアラモード発祥の地でもあるそうです。白いお皿に盛られたそのスイーツの写真を見た時、生きている間に一度は食べたいものとして心に刻んだのでした。あれから年月が経ちましたが記憶の奥底にしっかりと焼き付いていたようで、プリンアラモードへのまっすぐな気持ちは今でも健在です。そしていつかこの港町を訪れた時に高級感溢れるレストランであの可愛らしいスイーツを堪能しようと誓ったのでした。

古本との向き合い方を極めるために

古書店は本好きにとってかけがえのない場所です。お店に一歩足を踏み入れて、商品が陳列されている棚を眺めながら「これ」といった作品に出会うあの喜びは一度味わうとやみつきになるからです。こうしたささやかな感動を味わうことが生活に根付き始めた頃、興味深いエッセイを手に入れたのでした。それは古書をこよなく愛するライターが、古本屋巡りについて記したものでした。店を訪れた時のマナーやとってもおきの書籍の見つけ方など、どれもとても勉強になるものばかりでした。特にマナーについては日常的にも心掛けておきたい内容だったことが胸に刻まれています。例えば大きな荷物は極力持って行かないようにすること、もし持って入るのであればレジの人に預けることが好ましいなど愛する本との付き合い方と群衆の場でのマナーはどこか似ていると感じたものです。またその日最初に「欲しい」と思った品物は躊躇せず購入することで、その日の戦利品調達に大きな影響力があることなどその道を極めていなければ分からないことが盛りだくさんでした。こうしたことから、本との出会いの面白さを改めて気付かされたのでした。近々古書店へ出向き思い存分買い物を楽しもうと目論んでいます。

小さくて可愛いらしい緑の葉っぱに思いを馳せて

自然は時として驚異をもたらしますが、私達の生活に豊かさを与えてくれるものでもあります。ある晴れた朝のこと、玄関先に置かれていた鉢植えのハーブが枯れてきていることに気付きました。それを発見した時切ない気持ちになりながら、植木バサミで枯れてしまっている葉と茎を切り落としたのでした。枯れていた葉が無くなり土と少しのハーブだけになってしまった大きな鉢植えを見た時、小さくて濃い緑の葉が幾つも顔を出していることに気付いたのでした。その小さくも美しい葉から生命力を感じ、私の心に強いパワーを感じました。移り変る命を感じる場がこんなにも近くにあったことに嬉しく思ったし、幸福感を抱きよいことが起きそうな予感がしたのでした。
動物や植物は素直で本能的です。自然の営みの中で生きるためには、私達人間のように躊躇したり考えたりするよりも直感で動くことで命を守ってきたからです。以前読んだ小説にも、人と自然の興味深いエピソードが書かれていました。人里離れた山に籠り数ヶ月を過ごした青年は激しい雨に当たりながら、生きることを問います。その激しい雨や生い茂る森の木々は彼に命の存在意義を投げかけたのでした。不安や葛藤を持った時、自然がもたらす現象や命は、私達に新しい感覚を与えてくれるものです。それは都市で暮らしていてもアンテナを張っていれば捉えることができるものだと思います。人間がこの世の全てを作っているというおごりを捨てた時に得ることが出来るものは、時に大きな影響力となり価値観をも変える力があるのではないかと感じるのです。